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N3文法 UNIT7
1. ~てほしい/もらいたい
| 意味 | 誰かに~してほしい/頼みたい |
|---|---|
| 構造 | Vて(Vないで)+ほしい/もらいたい |
例文
例 1
親には長生きしてもらいたい。
例 2
子どもには、皆に愛される人間になってほしいと思う。
例 3
「みんなに食べてもらいたいと思って、きょうはケーキを焼いて来ました」
例 4
「これはここだけの秘密だから、だれにも言わないでほしい」
例 5
「すみません、ちょっと見てもらいたいものがあるんですけど」
注意点:
1) 「~たい」と間違えやすい。→「~てほしい/もらいたい」は他人に何かをしてほしいという願望であり、自分がしたいわけではない。
2) 願望の対象に注意。→話し手が「誰か」に何かをしてほしい(またはしないでほしい)と望むこと。
3) ニュアンスは依頼や要求になる。→試験では、文脈に応じてより丁寧な表現が使われることが多い。
2) 願望の対象に注意。→話し手が「誰か」に何かをしてほしい(またはしないでほしい)と望むこと。
3) ニュアンスは依頼や要求になる。→試験では、文脈に応じてより丁寧な表現が使われることが多い。
2. ~ば/たら/と。。。たい/のに/よかった
2.1 現在の事実とは異なる願望
| 構造 | ~ば/~たら/~と … たい/のに/よかった など |
|---|
例文
例 1
もし私が医者だったら、病気で苦しむ人たちを助けてあげられるのに。
例 2
「買わないんですか」「ええ、もう少し安ければ買うんですけど」
例 3
もし生まれ変わることができるのなら、次は男(/女)に生まれたい。
例 4
子どもがいなければ、もっと働けるのだが。
例 5
「すみません、説明が下手で。もっとうまく説明できるといいんですが」
2.2 過去に対する後悔
例文
例 1
もう少し時間があれば、全部できたのに。
例 2
「きのうの交流会、楽しかったよ。鈴木さんも行けばよかったのに」
例 3
あのときもう少し勇気があったら、彼を助けてあげられたかもしれない。
例 4
あと少しで合格できたのに。もうちょっとがんばればよかった。
例 5
タクシーで行けばよかった。そうすれば間に合ったかもしれない。
例 6
友だちを怒らせてしまった。あんなこと、言わなければよかった。
注意点:
1) 通常の条件文と間違えやすい。→この文型は現在の事実とは異なる願望や、実際には起こらなかったことを表す。
2) 後半によく使われる表現に注意。→「~たい/~のに/~よかった」などが続き、「~であればよかったのに」という気持ちを表す。
3) すぐに実現可能な条件には使わない。→実際の計画や条件の場合は通常の条件文を使い、「願望」のニュアンスは持たない。
2) 後半によく使われる表現に注意。→「~たい/~のに/~よかった」などが続き、「~であればよかったのに」という気持ちを表す。
3) すぐに実現可能な条件には使わない。→実際の計画や条件の場合は通常の条件文を使い、「願望」のニュアンスは持たない。
3. 使役形を使った表現
3.1 許可・不許可
| 構造 | V(使役形) |
|---|
例文
例 1
子どもが習いたいというので、ピアノを習わせることにした。
例 2
アルバイトをしたいのだが、親が高校生の間はだめだと言って、させてくれない。
例 3
子どものころ、親にマンガを読ませてもらえなかった。
3.2 使役形+てしまう
| 構造 | V(使役形)+てしまう |
|---|
例文
例 1
冷蔵庫に肉があるのを忘れていて、腐らせてしまった。
例 2
子どもを病気で亡くしてしまった。
3.3 使役形+てもらう/させていただく
| 構造 | V(使役形)+てもらう/させていただく |
|---|
例文
例 1
母が入院したので、きょうは仕事を休ませてもらった。
例 2
「すみません、体調が悪いので、早く帰らせてください。」
例 3
「先生がいらっしゃるまで、ここで待たせてもらってもいいですか」
例 4
「すみません、ここに荷物を置かせてもらえませんか」
例 5
「3年ほどアメリカの工場に行ってほしいんだが」「そのお話、少し考えさせていただけませんか。」
3.4 使役形+くれる/いただく
| 構造 | V(使役形)+くれる/いただく |
|---|
例文
例 1
私の家は貧しかったが、親は私を大学まで行かせてくれた。
例 2
けがをして手が使えないので、姉にごはんを食べさせてもらった。
例 3
電車の中で急に倒れそうになり、前にいた人に頼んで、座らせてもらった。
例 4
「きょうはすばらしいお話を聞かせていただき、本当にありがとうございます」
注意点:
1) 使役形と受身形を間違えやすい。→使役形は他人に「させる/許可する」ことであり、「される」ことではない。
2) 「許可」か「強制」かのニュアンスに注意。→文脈による(例:「先生が学生に発表させた」は許可・強制のどちらもあり得るが、通常は「させる」の意味合いが強い)。
3) 使役形自体が丁寧なわけではない。→丁寧にお願いする場合は「~させていただく」などの特別な表現を使う。
2) 「許可」か「強制」かのニュアンスに注意。→文脈による(例:「先生が学生に発表させた」は許可・強制のどちらもあり得るが、通常は「させる」の意味合いが強い)。
3) 使役形自体が丁寧なわけではない。→丁寧にお願いする場合は「~させていただく」などの特別な表現を使う。
4. 自動詞を使った表現
| 意味 | 性質・状態 |
|---|---|
| 構造 | 自動詞 |
例文
例 1
このかばんは軽くてたくさん入るので、旅行に便利だ。
例 2
このマンガはよく売れている。人気があるのだろう。
例 3
「壊れやすいものですから、気をつけて運んでください」
例 4
私の髪はパーマがかかりにくいんです。
例 5
この包丁はよく切れる。
注意点:
1) 自動詞と他動詞を間違えやすい。→この文型は自動詞を使って性質や状態(可能性や特徴)を表し、動作主を強調しない。
2) 「~やすい/~にくい」などの性質を表す言葉とよく一緒に使われる。→例:「開きやすい」「壊れやすい」などは物の性質を表す。
3) 動作主が明確な場合は、他動詞や別の構文を使う。→「誰かが~する」と言いたい場合は、状態を描写する自動詞の形は使わない。
2) 「~やすい/~にくい」などの性質を表す言葉とよく一緒に使われる。→例:「開きやすい」「壊れやすい」などは物の性質を表す。
3) 動作主が明確な場合は、他動詞や別の構文を使う。→「誰かが~する」と言いたい場合は、状態を描写する自動詞の形は使わない。
5. ~み
| 意味 | 性質や状態に対する感じ方 |
|---|---|
| 構造 | イA/ナA語幹+み |
例文
例 1
丸みを帯びた形・青みを帯びた白・厚みのある板
例 2
校長は入学式で毎年同じことを言っている。ぜんぜん新鮮味がない。
例 3
「お会いできる日を楽しみにしています」
注意点:
1) 「~てみる(試しに~する)」と間違えやすい。→ここでの「~み」は形容詞を名詞化して「感覚や度合い」を表すものであり、「~てみる」とは関係ない。
2) すべての形容詞に「~み」が使えるわけではない。→「痛み」「苦み」など、よく使われる特定の形容詞に限られるため、試験で勝手に作らないこと。
3) 「~さ」と間違えやすい。→「~さ」は客観的な測定や定量(高さ、長さなど)に使い、「~み」は主観的な感覚や性質に使う。
2) すべての形容詞に「~み」が使えるわけではない。→「痛み」「苦み」など、よく使われる特定の形容詞に限られるため、試験で勝手に作らないこと。
3) 「~さ」と間違えやすい。→「~さ」は客観的な測定や定量(高さ、長さなど)に使い、「~み」は主観的な感覚や性質に使う。
6. ~のではないだろうか/~ないかと思う
6.1 意見・判断の提示
| 構造 | 普通形+のではないだろうか/ないかと思う |
|---|
例文
例 1
道が混んでいる。これでは間に合わないのではないだろうか。
例 2
この仕事を6時までに終わらせるのは無理なのではないだろうか。
例 3
AチームよりBチームのほうが強いのではないかと思う。
例 4
彼は犯人ではないのではないかと思う。
例 5
木村さんは知らないと言ったが、本当は知っていたのではないだろうか。
6.2 ~んじゃない?/~んじゃないかと思う
| 構造 | 普通形+んじゃない?/んじゃないかと思う |
|---|
例文
例 1
「山田さんへのプレゼント、何がいいと思う?」
例 2
「山田さんは甘いものが好きだから、おいしいお菓子がいいんじゃない?」
例 3
「木村さん、遅いね」「もしかしたら、約束を忘れているんじゃない?」
例 4
「林さん、きょう会議があることを知らないんじゃないかと思うんですけど」
注意点:
1) 強い断定の文と間違えやすい。→「~のではないだろうか/~ないかと思う」は、適度な確信度で意見を述べる表現である。
2) 柔らかい思考や提案のニュアンスに注意。→「絶対に~だ」と押し付けるのを避け、判断を提示する際によく使われる。
3) 単なる許可を求める疑問文としては使わない。→情報を尋ねるというより、「私は~だと思う」というニュアンスが強い。
2) 柔らかい思考や提案のニュアンスに注意。→「絶対に~だ」と押し付けるのを避け、判断を提示する際によく使われる。
3) 単なる許可を求める疑問文としては使わない。→情報を尋ねるというより、「私は~だと思う」というニュアンスが強い。
7. 縮約形
7.1 ~ている → てる/~でいる → でる
例文
例 1
「あそこに座ってる人、だれ?」
例 2
「すぐ行くから、先に行ってて」
例 3
「どうしたの。泣いてちゃわからないよ。理由を言ってくれなくちゃ。」
7.2 ~ておく → とく/~でおく → どく
例文
例 1
「来週までにこの本、読んどいてください」
例 2
「これ、どこに片付けるんですか」「机のうえに置いといていいよ」
例 3
「大切なことはメモしといてください」
例 4
「夏休みに海外旅行に行くんでしょ。早くパスポート取っとかないと、間に合わないよ」
7.3 ~なければ → なきゃ
例文
例 1
「もっと勉強しなきゃ、合格できないだろうな。」
例 2
「そろそろ起きなきゃ遅刻しちゃう。」
例 3
「ジュースはもっと冷たくなきゃおいしくないよ」
7.4 ~なくては/~なければ → なくちゃ/なきゃ
例文
例 1
「そろそろ帰らなくちゃ。遅くなると母が心配するから」
例 2
もうこんな時間。早く行かなきゃ。
例 3
「元気になるためには、もっと食べなきゃだめだよ」
注意点:
1) 書き言葉の標準形と縮約形を間違えやすい。→「てる/でる」は話し言葉であり、主に会話で使われる。
2) JLPTでは会話の文脈に注意。→親しい間柄やテンポの速い会話のニュアンスがある場合にのみ縮約形を選ぶ。
3) 正式な文書、お知らせ、小論文などでは使わない。→書き言葉では通常「~ている/~でいる」を使う。
2) JLPTでは会話の文脈に注意。→親しい間柄やテンポの速い会話のニュアンスがある場合にのみ縮約形を選ぶ。
3) 正式な文書、お知らせ、小論文などでは使わない。→書き言葉では通常「~ている/~でいる」を使う。
8. ~などと(なんて)言う/思う
| 意味 | 軽視・驚き・皮肉 |
|---|---|
| 構造 | [N / V / Aい / Aな ] 普通形 + などと(なんて)言う/思う など |
例文
例 1
彼が犯人だなんて信じられない。
例 2
子どもが親に暴力をふるうなど、昔は考えられなかった。
例 3
「試験まであと1週間あるから大丈夫なんて思っていると、また失敗するよ」
例 4
あの政治家はいつも「国民のために働く」などと言っていたが、実は自分の利益のことしか考えていなかったのだ。
注意点:
1) 単なる例示の「など」と間違えやすい。→「~などと(なんて)言う/思う」は、評価、皮肉、驚き、または否定する際によく使われる。
2) 「言う/思う」などの動詞とよく一緒に使われる。→よくある構造:「普通形+などと+言う/思う」。
3) 単に列挙したいだけの場合はこの文型を使わない。→この文型は単なる例示ではなく、話し手の態度を強調する。
2) 「言う/思う」などの動詞とよく一緒に使われる。→よくある構造:「普通形+などと+言う/思う」。
3) 単に列挙したいだけの場合はこの文型を使わない。→この文型は単なる例示ではなく、話し手の態度を強調する。
9. ~からには
| 意味 | ~以上は/~のだから当然 |
|---|---|
| 構造 | V 普通形 + からには |
例文
例 1
「やると決めたからには最後までがんばるつもりです」
例 2
約束したからには、その約束は守らなければならない。
例 3
留学するからにはできるだけ多くのことを学んで来たい。
例 4
社長はやると言ったからには、絶対にやる。そういう人だ。
例 5
日本で生活するからには、日本語ができないと困るだろう。
注意点:
1) 「~以上(は)/~から」と間違えやすい。→「~からには」は「~した以上は」という意味で、後件には義務・意志・決意が来ることが多い。
2) 後件は強制や責任のニュアンスを持つことが多い。→後件が単なる描写の場合、この文型は不自然になる。
3) 軽い条件には使わない。→単なる「~だから/~なので」の場合は「~から/~ので」を使う。
2) 後件は強制や責任のニュアンスを持つことが多い。→後件が単なる描写の場合、この文型は不自然になる。
3) 軽い条件には使わない。→単なる「~だから/~なので」の場合は「~から/~ので」を使う。
10. ~きる
10.1 完全に~する
| 構造 | Vます(ますを取る) + きる |
|---|
例文
例 1
夫は疲れきった顔で帰ってきた。
例 2
全員力を出し切って戦ったが、試合には負けてしまった。
例 3
信じ切っていた人にだまされた。
例 4
テーブルの上には食べきれないほどのごちそうが並んでいた。
10.2 ~きる(思い切って~する)
例文
例 1
「あなたならできる」と母は言い切った。
例 2
多くの証拠があったので、警察はAの逮捕に踏み切った。
例 3
二人は親の反対を押し切って結婚した。
注意点:
1) 「~きる(最後まで~する)」と「~終わる」を間違えやすい。→「~きる」は「完全に/極限まで」を強調し、「すっかり~してしまう」というニュアンスを持つことが多い。
2) どの動詞にも使えるわけではない。→「読み切る」「使い切る」など、「最後までできる」動詞とよく一緒に使われる。
2) どの動詞にも使えるわけではない。→「読み切る」「使い切る」など、「最後までできる」動詞とよく一緒に使われる。
11. ~ぎみ
| 意味 | 少し~の傾向がある |
|---|---|
| 構造 | N / Vます(ますを取る) + ぎみ |
例文
例 1
この2、3日、かぜぎみで調子が悪い。
例 2
この時計はちょっと遅れぎみだ。
例 3
このところ忙しくて寝不足ぎみだ。
例 4
入学試験が近づいているので、学生たちはあせりぎみだ。
注意点:
1) 「~がち」と間違えやすい。→「~ぎみ」は「少し~の傾向がある/~の気味がある」という意味で、程度が軽い。
2) 体調や気分とよく一緒に使われる。→例:「風邪気味」「疲れ気味」。
3) 軽いマイナスのニュアンスを持つことが多い。→「よく~の状態に陥る」という強い傾向の場合は「~がち」を使うことが多い。
2) 体調や気分とよく一緒に使われる。→例:「風邪気味」「疲れ気味」。
3) 軽いマイナスのニュアンスを持つことが多い。→「よく~の状態に陥る」という強い傾向の場合は「~がち」を使うことが多い。
12. ~がち
| 意味 | ~の状態になりやすい |
|---|---|
| 構造 | N / Vます(ますを取る) + がち |
例文
例 1
年のせいか、母は最近病気がちだ。
例 2
朝7時台、8時台の電車は遅れがちだ。
例 3
くもりがちの天気が続いて洗濯物が乾かない。
例 4
一人暮らしは栄養のバランスがかたよりがちだ。
注意点:
1) 「~ぎみ」と間違えやすい。→「~がち」は「よく~に陥る、~起こりやすい」という意味で、程度が強く、マイナスの意味を持つことが多い。
2) 悪い習慣や傾向によく使われる。→例:「遅れがち」「忘れがち」。
3) プラスの傾向には使わない。→良い傾向の場合は、通常別の文型を選ぶ。
2) 悪い習慣や傾向によく使われる。→例:「遅れがち」「忘れがち」。
3) プラスの傾向には使わない。→良い傾向の場合は、通常別の文型を選ぶ。
13. ~向き / ~向け
13.1 ~向き
| 構造 | N + 向き |
|---|
例文
例 1
子ども向きのデザイン / 初心者向きのコース
例 2
最近、職業に関しては、男性向きとか女性向きとか言えなくなってきた。
例 3
このあたりは雨が少ないので、米作りには不向きだ。
13.2 ~向け
| 構造 | N + 向け |
|---|
例文
例 1
この工場では主にアメリカ向けの車を造っている。
例 2
この本は幼児向けに書かれている。
例 3
我が社でもやっと男性向けの化粧品を売り出すことになった。
13.3 ~に向けて
例文
例 1
日本初の大型ロケットが月に向けて発射された。
例 2
来週のスピーチコンテストに向けて、毎日1時間以上練習している。
注意点:
1) 「~向け」と「~向き」を間違えやすい。→「~向け」は「~を対象としている」という意味で、主にNを対象とした製品、情報、サービスなどに使われる。
2) この表現の後に何が続くかに注意。→「誰かのための製品/資料」の場合は「~向け」。→「目標に向かう行動」の場合は「~に向けて」。
2) この表現の後に何が続くかに注意。→「誰かのための製品/資料」の場合は「~向け」。→「目標に向かう行動」の場合は「~に向けて」。
14. ~を通じて/通して
14.1 ~を媒介として
| 構造 | N + を通じ(て)/通し(て) |
|---|
例文
例 1
彼女とサークルの先輩を通して知り合った。
例 2
むかし読書を通して得た知識が、今役に立っている。
例 3
佐藤教授はあらゆる機会を通じて環境保護を訴えている。
14.2 ~を通じて(期間中ずっと)
例文
例 1
京都には年間(/四季)を通じて観光客が訪れる。
例 2
私は高校3年間を通して無遅刻無欠席だった。
注意点:
1) 「~を通じて/通して」の2つの意味を間違えやすい。→「~を媒介として(手段・仲介)」という意味と、「~の期間ずっと」という意味がある。
2) 文型の前の名詞の種類に注意。→人・組織・仲介手段の場合は通常「~を媒介として」。→期間・季節・時期の場合は通常「~の期間ずっと」。
2) 文型の前の名詞の種類に注意。→人・組織・仲介手段の場合は通常「~を媒介として」。→期間・季節・時期の場合は通常「~の期間ずっと」。
15. ~っぽい
| 意味 | ~のように感じられる/~の傾向がある |
|---|---|
| 構造 | N / Aい + っぽい Vます(ますを取る) + っぽい |
例文
例 1
子どもっぽい態度 / 安っぽい指輪
例 2
なんだか熱っぽい。風邪だろうか。
例 3
このごろ年のせいか、忘れっぽくて困る。
注意点:
1) 「~みたい/~よう」と間違えやすい。→「~っぽい」は話し言葉のニュアンスがあり、「~のように感じられる/~の性質を強く持っている」、時には傾向を表す。
2) 「~しやすい/よく~する」という意味になることがあるので注意。→「忘れっぽい(よく忘れる)」のような場合は傾向を表すため、機械的な翻訳に注意すること。
2) 「~しやすい/よく~する」という意味になることがあるので注意。→「忘れっぽい(よく忘れる)」のような場合は傾向を表すため、機械的な翻訳に注意すること。
16. ~とともに
16.1 ~と一緒に
| 構造 | N + ととも(共)に |
|---|
例文
例 1
3年間仲間とともにがんばった思い出は、一生忘れないだろう。
例 2
日曜日ぐらいは家族とともに過ごしたい。
16.2 ~と同時に
| 構造 | N / [V / いA] 辞書形 / [N / なA] + である + と + ともに |
|---|
例文
例 1
ピストルの音とともに選手たちは一斉にスタートした。
例 2
娘が結婚した。うれしいとともに、少し寂しくもある。
16.3 Aの変化に伴ってBも変化する
| 構造 | N / Vる(変化を表す動詞) + とともに |
|---|
例文
例 1
生物は年をとるとともに体が少しずつ衰えていく。
例 2
車の増加とともに、交通事故も増えている。
注意点:
1) 「~とともに」の3つの意味を間違えやすい。→「~と一緒に(同伴)」、「~と同時に」、そして「Aの変化に伴ってBも変化する」という意味がある。
2) 「~につれて/~にしたがって」と間違えやすい。→過程に応じた客観的な変化を強調する場合は、「~につれて/~にしたがって」の方が明確であることが多い。
2) 「~につれて/~にしたがって」と間違えやすい。→過程に応じた客観的な変化を強調する場合は、「~につれて/~にしたがって」の方が明確であることが多い。
17. ~にともなって/ともない
| 意味 | ~に伴って/~につれて |
|---|---|
| 構造 | N / Vる + に + ともなって(伴って)/ともない |
例文
例 1
会社の倒産にともなって、多くの社員が失業した。
例 2
公共料金の値上げにともない、物価が上昇した。
例 3
大地震発生にともなう被害を予測する。
例 4
病気が長引くにともなって、看病する家族にも疲れが見えてきた。
注意点:
1) 「~につれて」と間違えやすい。→「~にともなって」は「~に付随して/~を伴って」を強調し、書き言葉やニュースでよく使われる。
2) 大規模な変化によく使われる。→Aの変化がBの発生を引き起こすという、結果のニュアンスを持つ。
3) 日常の些細なことには使わない。→会話では「~につれて」を選ぶことが多い。
2) 大規模な変化によく使われる。→Aの変化がBの発生を引き起こすという、結果のニュアンスを持つ。
3) 日常の些細なことには使わない。→会話では「~につれて」を選ぶことが多い。
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