耳文法N2-slide_Unit5_49-60


N2文法|UNIT05

文法まとめ

文法 基本的な意味
1. ~にあたって/あたり ~する時に / ~する前に(準備として)
2. ~に際して/際し ~する時に(特別な出来事の前に)
3. ~末(に) 長い間~した結果 / ~の最後に
4. ~を契機に(して)/として ~をきっかけにして / ~の機会に
5. ~を問わず ~に関係なく / ~を問わず
6. ~かのようだ まるで~のようだ(実際は違う)
7. ~からというと/すると/見ると… ~の立場から考えると / ~の面から見ると
8. ~もかまわず ~を気にせずに
9. ~ぬく 最後まで~する / 完全に~する
10. ~ばかりに / たいばかりに ~という理由だけで / どうしても~したいから
11. ~ところを ~の状況なのに(感謝、依頼、お詫び)
12. ~たところで たとえ~しても(良い結果にはならない)

1. ~にあたって/あたり

接続
名詞/動詞の普通形

意味
~の前に準備として…する、特別な場面で・・する
~する時に / ~する前に(準備として)

例 1
あたらしい仕事しごとはじめるにあたり、叔父おじに100万円まんえんりた。
例 2
熱帯地方ねったいちほう旅行りょこうするにあたっては、予防注射よぼうちゅうしゃをしておいたほうがいい。
例 3
留学りゅうがくにあたっての手続てつづきはとても面倒めんどう大変たいへんだった。
例 4
「オリンピックの開会かいかいにあたり、一言ひとことべさせていただきます」

2. ~に際して/際し

接続
名詞/動詞の普通形

意味
~(特別なこと)の前に、~のときに
~する時に(特別な出来事の前に)

例 1
就職しゅうしょくさいして、おおくの先輩せんぱいにお世話せわになった。
例 2
黒田氏くろだしはアメリカ大統領だいとうりょう来日らいにちさいし、通訳つうやくつとめた。
例 3
海外駐在員かいがいちゅうざいいんえらぶにさいしては、仕事しごと能力のうりょくだけではなく性格せいかく考慮こうりょすべきだ。
例 4
「ここに入院にゅういんさいしての注意事項ちゅういじこういてありますから、んでおいてください」

3. ~末(に)

接続
名詞∔の/動詞のタ形

意味
~した後で最後に
長い間~した結果 / ~の最後に

例 1
長時間ちょうじかん議論ぎろんすえに、やっと計画けいかく完成かんせいした。
例 2
ふねは1カげつおよ航海こうかいすえに、ようやく目的地もくてきち到着とうちゃくした。
例 3
いろいろまよったすえ、A大学だいがくとB大学だいがく受験じゅけんすることにした。
例 4
ちち苦労くろう苦労くろうかさねたすえ、ついに実験じっけん成功せいこうないままくなった。
例 5
「これはよくかんがえたすえ結論けつろんですから、変更へんこうはありません」

4. ~を契機に(して)/として

接続
名詞

意味
具体的なできごとを機会として→変化、発展する(書き言葉)
~をきっかけにして / ~の機会に

例 1
サッカーの親善試合しんぜんじあい契機けいきに、二国間にこくかん交流こうりゅうすすんだ。
例 2
バブル崩壊ほうかい契機けいきにして自己破産じこはさん急増きゅうぞうした。
例 3
しゃでは海外進出かいがいしんしゅつ契機けいきに、留学生りゅうがくせい採用さいようはじめた。
例 4
友人ゆうじん仕事しごとめ、留学りゅうがくしたのを契機けいきとして、わたしもあきらめていた教師きょうし目指めざし、もう一度いちどがんばろうとおもった。

5. ~を問わず

接続
名詞

意味
~に関係なく
~に関係なく / ~を問わず

例 1
Aしゃ学歴がくれき(/国籍こくせき)をわず、やるのある人材じんざいもとめている。
例 2
この植物園しょくぶつえん四季しき(/季節きせつ)をわずさまざまなはないている。
例 3
性別年齢せいべつねんれいわず、カラオケがきというひとおおい。
例 4
昼夜ちゅうやわず / 経験けいけん有無うむわず / よう東西とうざいわず
例 5
* 「アルバイト募集ぼしゅう年齢ねんれい経験けいけん不問ふもん

6. ~かのようだ

接続
動詞の【タ形・ナイ形・ている】/名詞+である

意味
比喩(本当は違う)
まるで~のようだ(実際は違う)

例 1
はるになると一面いちめんはなき、まるであかいじゅうたんをめたかのようだった。
例 2
かれ部屋へやはまるで泥棒どろぼうはいられたかのようにらかっていた。
例 3
9がつわりだというのに、なつもどってきたかのようなあつさだ。
例 4
ははてきたかのように事故現場じこげんば様子ようすはなした。
例 5
林君はやしくんはお金持かねもちであるかのように、気前きまえよくともだちにごちそうした。

7. ~からというと/すると/見ると…

接続
名詞

意味 ①
~の立場から考えると

例 1
おやからすれば門限もんげんがあれば安心あんしんだろうが、どもの立場たちばからいえばそれは不自由ふじゆうだ。
例 2
消費者しょうひしゃからすると値段ねだんやすければやすいほどいい。
例 3
わたしからると、社長しゃちょうはまるで独裁者どくさいしゃのようだ。
意味 ②
~の面から考えると

例 4
収入しゅうにゅうからえばいま仕事しごとのほうがいが、将来性しょうらいせいかんがえて転職てんしょくすることにした。
例 5
「どちらのアニメがきですか」「ストーリーの面白おもしろさというてんからるとA、うつくしさというてんからればBのほうですね」
意味 ③
判断の根拠
~を根拠にすると

例 6
この1年間ねんかん成績せいせきからすると、合格ごうかく可能性かのうせい十分じゅうぶんにある。
例 7
現在げんざい景気けいき状況じょうきょうからて、これ以上いじょう失業率しつぎょうりつがることはないだろう。
例 8
あのひとはなかた表情ひょうじょうからして、どうも日本人にほんじんではないようだ。
例 9
わたし経験けいけんからえば、旅先たびさきでは生水なまみずまないほうがいいです。

8. ~もかまわず

接続
名詞

意味
~を気にせずに

例 1
相手あいて気持きもちもかまわず一方的いっぽうてきおこってしまい、反省はんせいしている。
例 2
彼女かのじょあめにぬれるのもかまわず、かれあといかけた。
例 3
はは息子むすこ無事ぶじいて、人目ひとめもかまわずこえげていた。
例 4
ところかまわずごみをてる。 / なりふりかまわずはたらく。

9. ~ぬく

接続
動詞のマス形

意味
最後まで~する、完全に~する

例 1
めたことは最後さいごまでやりぬきなさい。
例 2
かれはつマラソンで42.195キロをはしいた。
例 3
かんがいたすえに、会社かいしゃめて独立どくりつすることにした。
例 4
A戦時下せんじかき、戦後せんご祖国そこく復興ふっこうくした。
例 5
なやみ / え / がんばり / こまり + ぬく

10. ~ばかりに / たいばかりに

接続
動詞のタ形/【イ形容詞・ナ形容詞】の名詞修飾形/名詞+である

意味
そのことだけが原因で→(-)の結果
~という理由だけで(マイナスの結果) / どうしても~したいから(無理をする)

例 1
わたし遅刻ちこくをしたばかりにみな迷惑めいわくをかけてしまった。
例 2
かれ一言ひとことしんじたばかりにひどいにあった。
例 3
あに無口むくちなばかりによくつめたいひとだと誤解ごかいされるようだ。
例 4
外国人がいこくじんであるばかりに、アパートさがしには苦労くろうした。
例 5
彼女かのじょ一目ひとめいたいばかりに、えき何時間なんじかん彼女かのじょった。
例 6
彼女かのじょはAくんいたくないばかりに、仮病けびょう使つかって学校がっこうやすんだ。

11. ~ところを

接続
【動詞・イ形容詞・ナ形容詞】の名詞修飾形/名詞+の

意味
会話で前置き的→感謝、依頼、お詫び 等
~の状況なのに(感謝、依頼、お詫びの表現)

例 1
「おいそがしいところをわざわざていただき、ありがとうございました」
例 2
「おはなちゅうのところをちょっと失礼しつれいします」
例 3
「おやすみのところを、朝早あさはやくからお電話でんわしてもうわけありません」

12. ~たところで

接続
動詞のタ形

意味
たとえ~しても→(-)の予想・判断、たいしたことではない
たとえ~しても(良い結果にはならない)

例 1
本当ほんとうのことをったところで、だれもしんじてくれないだろう。
例 2
この病気びょうき手術しゅじゅつをしたところで回復かいふくむずかしいとおもわれる。
例 3
いまからいそいだところでわないよ」
例 4
すんでしまったことは、いまさら後悔こうかいしたところでどうにもならない。
例 5
彼女かのじょ体力たいりょくがあるから、2、3にち徹夜てつやしたところで平気へいきだろう。