N2文法|UNIT04
1. ~っぱなし
接続:動詞のマス形
意味 ①:ずっと~を続けている状態
補足:ずっと、長く続く
補足:ずっと、長く続く
例 1
この1週間雨が降りっぱなしで、洗濯物が乾かない。
例 2
新幹線が込んでいて、大阪まで3時間立ちっぱなしだった。
例 3
彼女は歯を磨いている間じゅう水を流しっぱなしにしている。あれは資源の無駄づかいだ。
例 4
新製品の注文が殺到している。朝から電話が鳴りっぱなしだ。
意味 ②:したまま、後始末をしていない
補足:そのままにしておく(後片付けをしない、結果を処理しない)
補足:そのままにしておく(後片付けをしない、結果を処理しない)
例 1
ドアが開けっぱなしだ / 開けっぱなしになっている / 開けっぱなしの窓
例 2
昨夜は電気もテレビもつけっぱなしで寝てしまった。
例 3
使ったものは玄関に鞄を置きっぱなしにして遊びにいってしまう。
例 4
文句を言われっぱなしで言い返せなかった。悔しい。
2. ~っこない
接続:動詞(多くは可能動詞)のマス形
意味:~はずがない(話し言葉)
補足:絶対に~ない、~するはずがない(話し言葉)
補足:絶対に~ない、~するはずがない(話し言葉)
例 1
今日中に漢字を100字覚えるなんて無理だ。できっこない。
例 2
こんな話、だれも信じてくれっこないと思う。
例 3
「お母さんには私の気持ちなんか、分かりっこないよ」
3. ~きり
接続:動詞のタ形 / 【これ・それ・あれ】
意味 ①:~だけで終わり、本来続くはずの後のことがない
補足:~して以来、~したあと(何かをした後、その状態が続く)
補足:~して以来、~したあと(何かをした後、その状態が続く)
例 1
母は朝出かけたきり、夜になっても帰ってこない。
例 2
今日は忙しくて昼ご飯を食べる時間もなかった。朝牛乳を飲んだきりだ。
例 3
北原さんは「あっ」といったきり、黙り込んでしまった。
例 4
彼と会うのはもうこれっきりにしまう。
例 5
* 祖父は足の骨を折って入院して以来、寝たきりになってしまった。
意味 ②:~だけ(限定)
補足:~だけ
補足:~だけ
例 1
父の単身赴任で、母と子二人きりの生活になった。
例 2
財布には1000円きりしかなかった。
例 3
* 今持っているお金はこれっきりです。
意味 ③:ずっと~している(慣用的表現)
補足:ずっと(慣用句)
補足:ずっと(慣用句)
例 1
付きっきりで看病する。
例 2
彼はこのごろ部屋にこもり(っ)きりだ。
4. ~げ
接続:【イ形容詞・ナ形容詞】 + げ
意味:いかにも~そうだ(様態)
補足:感情の状態を表す、~そうに見える、~のような様子
補足:感情の状態を表す、~そうに見える、~のような様子
例 1
息子は得意げに100点を取ったテストを差し出した。
例 2
ハンバーガーショップは楽しげな若者たちでいっぱいだった。
例 3
学生は自信なさげ(/ありげ)に答えた。
例 4
彼は何か言いたげな様子で立っていた。
例 5
寂しげ、悲しげ、優しげ、不満げ
* 応用:~げ(の)ない雰囲気 / 様子がない、特に意識しない
補足:~らしくない、~の様子がない(慣用句)
補足:~らしくない、~の様子がない(慣用句)
例 1
かわいげのない子ども / 大人げない行動 / 危なげない勝利
例 2
何気なく顔を上げると、先生と目があってしまった。
5. ~なんて/とは
接続:名詞 / 【動詞・イ形容詞・ナ形容詞】の普通形 (※ナ形容詞現在形の「だ」は省略可)
意味:~というのは → 驚き、意外 等の感情
補足:~とは(驚きや想像以上の感情を表す)
補足:~とは(驚きや想像以上の感情を表す)
例 1
日本での生活はこんなに忙しいとは(夢にも思わなかった)。
例 2
サミットの警備がこんなに厳重とは(知らなかった)。
例 3
3億円の宝くじが当たったとは(うらやましい)!
例 4
「あの二人が離婚するなんて!あんなに仲が良かったのに」
6. ~にすぎない
接続:名詞 / 動詞の普通形
意味:ただ~だけだ(程度の低さを強調)
補足:ただ~だけだ(程度の低さを強調する)
補足:ただ~だけだ(程度の低さを強調する)
例 1
その航空機事故で助かったのは、500人中4人にすぎなかった。
例 2
汚職事件が摘発されたが、あんなものは氷山の一角にすぎないと思われる。
例 3
彼女はロシア語ができるといっても、ちょっとした挨拶ができるにすぎない。
例 4
「お礼だなんて、とんでもない。当然のことをしたにすぎないんですから」
7. ~あげく
接続:名詞 + の / 動詞のタ形
意味:いろいろ~したあとで → 多くは(-)の結果
補足:長い間~した後、結局(多くはマイナスの結果になる)
補足:長い間~した後、結局(多くはマイナスの結果になる)
例 1
いろいろ悩んだあげく、会社を辞めることにした。
例 2
金に困ったあげく、高利の金を借りてしまった。
例 3
彼は口論のあげく人をなぐってしまった。
例 4
* 彼女は子どものころから万引きを繰り返し、あげくのはてに盗みで警察につかまった。
8. ~べき
接続:動詞の普通形(※する → するべき / すべき)
意味 ①:~しなければならない、するのが当然だ
補足:~しなければならない、~するのが当然だ
補足:~しなければならない、~するのが当然だ
例 1
収入があるなら国民として税金を納めるべきだ。
例 2
教授に、読むべき本を30冊も指示された。
例 3
学生時代、もっとよく勉強するべきだった。
例 4
人を傷つけるようなことは言うべきではない。
例 5
* 部屋に入るときはノックすべし。
意味 ②:だれもがそう感じる
補足:~する価値がある(誰もがそう感じる)
補足:~する価値がある(誰もがそう感じる)
例 1
彼女は愛すべき人柄で、だれからも好かれている。
例 2
驚くべきニュース / 憎むべき犯罪 / 悲しむべき事件
9. ~というより
接続:名詞 / 【動詞・イ形容詞・ナ形容詞】の普通形(※ナ形容詞の「だ」は省略可)
意味:A よりBといったほうがより適切だ(比較)
補足:Aというより、むしろBと言ったほうが適切だ
補足:Aというより、むしろBと言ったほうが適切だ
例 1
担任の山田先生はとても若くて、先生というより友だちみたいだ。
例 2
社内は冷房が効きすぎていて、涼しいというより寒いくらいだった。
例 3
試合に負けたことは、残念というよりただ悔しい。
例 4
私にとって留学は、外界で学ぶというより家を出る手段であった。
10. ~にかかわらず/かかわりなく
接続:名詞 / 動詞の普通形 + 動詞のナイ形 / 名詞 + であるか否か
意味:~に関係なく
補足:~に関係なく、~を問わず
補足:~に関係なく、~を問わず
例 1
我が社は国籍、性別にかかわらず、優秀な人材を求めている。
例 2
お買い上げ代金の多少にかかわらず、無料で配達いたします。
例 3
この大学の図書館は、学生であるか否かにかかわらず、だれでも利用できる。
例 4
参加するしないにかかわらず、出欠の連絡をください。
例 5
この通りは昼夜にかかわりなく交通量が多い。
例 6
この映画は、子どもから大人まで、年齢にかかわりなく楽しめる。
11. ~にもかかわらず
接続:名詞・【動詞・イ形容詞】の普通形 / 【名詞・ナ形容詞】 + である
意味:~のに
補足:~であるのに、~にもかかわらず
補足:~であるのに、~にもかかわらず
例 1
彼は熱が高いにもかかわらず、仕事に行った。
例 2
深夜にもかかわらず、大勢の人が病院に駆けつけた。
例 3
このゲーム機は高価であるにもかかわらず、よく売れているそうだ。
例 4
気を付けていたにもかかわらず、また失敗してしまった。
12. ~あまり(に)
接続:名詞 + の / 動詞の【普通形・タ形】
意味:~すぎた結果 →(-)の結果
補足:あまりに~すぎて、その結果(多くは良くない結果や異常な結果を招く)
補足:あまりに~すぎて、その結果(多くは良くない結果や異常な結果を招く)
例 1
緊張のあまり気分が悪くなった。
例 2
母は心配のあまり病気になってしまった。
例 3
現代の日本には、体型を気にするあまり過激なダイエットをする女性がいる。
例 4
日本では経済成長を急ぐあまりに、環境破壊が急激に進んだ。
例 5
ゲームに熱中していたあまり、父が帰ってきたことに気がつかなかった。
例 6
* あまりに寒くて(= 寒さのあまり)息ができなかった。