耳文法N2-slide_Unit3_24-36


N2 文法|UNIT03

1. ~に相違そういない

接続:【名詞・イ形容詞・ナ形容詞】の普通形(ただし、ナ形容詞の現在形に「だ」はつかない)

意味:確信(間違いない、きっと~だ)(=~違いない)

例 1
これだけの証拠しょうこがある以上いじょう犯人はんにんはあのおとこ相違そういないとおもわれる。
例 2
双方そうほう譲歩じょうほしなければ、交渉こうしょう決裂けつれつするに相違そういない。
例 3
いま状況じょうきょうつづけば今年ことし収支しゅうし赤字あかじになるに相違そういなく、なんらかの対策たいさくてる必要ひつようがあります。
注意:「これはわたしのものに相違そうい(/ちがい)ありません。」

2. ~る /

接続:動詞のマス形(「ます」をとる)+得る

意味:~することができる、可能性がある

例 1
この不況ふきょうでは大手企業おおてきぎょう倒産とうさんもありる。
例 2
あのまじめなかれ犯人はんにん!?そんなことはありない。
例 3
株価かぶかがこれほど急激きゅうげきがるとは予想よそうず、大損おおぞんしてしまった。
例 4
かんが方法ほうほうはすべてためしてみたが、うまくいかなかった。

3. ~やむをない

意味:しかたがない、避けることができない

例 1
ねつが39もあるのでは、欠席けっせきもやむをない。
例 2
事故じこ入院にゅういんしてしまったので、やむを仕事しごと後輩こうはいたのんだ。
例 3
やむを理由りゆう家賃やちん支払しはらいがおくれてしまった。

4. ~がたい

接続:動詞のマス形(「ます」をとる)+がたい

意味:~するのが難しい(心理的・感情的に)

例 1
彼女かのじょのような正直しょうじきひとうそをつくとはしんじがたい。
例 2
ふるくなっても、このかばんには愛着あいちゃくがあっててがたい。
例 3
がたいたみのなかで、救急車きゅうきゅうしゃ到着とうちゃくった。
例 4
息子むすこ留学りゅうがくという得難えがた経験けいけんをして、一回ひとまわ成長せいちょうしたようだ。
よく使われる表現:
優劣ゆうれつつけがたい
近寄ちかよりがたい

5. ~一方いっぽう(で)

接続:名詞+である / 動詞・形容詞の普通形 + 一方で

意味:~である反面、別の面では~(対立や対比を表す)

例 1
あの先生せんせいきびしく指導しどうする一方いっぽうで、学生がくせい相談そうだんにもよくのってくる。
例 2
高度経済成長こうどけいざいせいちょう急速きゅうそく発展はってん一方いっぽうで、深刻しんこく公害問題こうがいもんだいこした。
例 3
Aこく軍縮ぐんしゅくすすめる一方いっぽう核実験かくじっけんつづけている。
その他の使い方:
・Aこく一方いっぽうでは軍縮ぐんしゅくすすめながら、他方たほうでは核実験かくじっけんつづけている。
西日本にしにほんでは大雨おおあめによる被害ひがいている。一方いっぽう東日本ひがしにほん水不足みずぶそくこまっている。

6. ~につき

接続:名詞 + につき

意味1:~という理由で(書き言葉・掲示などで使われる)

意味2:~あたり、~に対して(割合を表す)

意味1:理由、原因

例 1
出入口でいりぐちにつき、駐車禁止ちゅうしゃきんし
例 2
本日ほんじつ定休日ていきゅうびにつき、やすませていただきます。
例 3
残高不足ざんだかぶそくにつき、としできません。

意味2:割合(~につき)

例 4
手数料てすうりょう書類しょるいつうにつき300えんです。
例 5
駅前えきまえ駐車場ちゅうしゃじょうは1時間じかんにつき500えんかかる。
例 6
この図書館としょかんでは1かいにつき5さつまでほんりられる。
例 7
このポイントカードは、300えんにつき1、スタンプをさせていただきます。

7. ~やら・・・やら

接続:名詞(やら)名詞(やら) / 動詞・形容詞の辞書形(やら)動詞・形容詞の辞書形(やら)

意味:~や~など(「~たり~たり」と同じだが、整理されておらず、ごちゃごちゃしているニュアンスを持つ)

例 1
願書がんしょすときは、証明書しょうめいしょあつめるやら書類しょるいむやらで大変たいへんだった。
例 2
10ねんぶりにうちのチームが優勝ゆうしょうした。うたうやらおどるやら、大騒おおさわぎだった。
例 3
恋人こいびとわかれた。かなしいやらさびしいやらでなみだまらない。
例 4
かれ部屋へやよごれたさらやら古新聞ふるしんぶんやらがらかっていて、とてもきたない。

8. ~の/ものやら

接続:【動詞・イ形容詞】の普通形 / 【名詞・ナ形容詞】+な + のやら/ものやら

意味:~なのかわからない(困惑や不確実な気持ちを表す)

例 1
リさんは授業じゅぎょうがわかっているのやらいないのやら、無表情むひょうじょうなのでわからない。
例 2
最近さいきんは、おとこなのやらおんななのやらわからないかっこうの若者わかものがいる。
例 3
コートに洗濯物せんたくものふだがついている。本人ほんにんっていいものやらわるいものやら。
例 4
どもがかえってこない。どこでなにをしているのやら。
例 5
「あれ、めがねがない。どこにいたものやら」
よく使われる表現:
・いつのことやら
なんのことやら

9. ~だの・・・だの

接続:名詞(だの)名詞(だの) / 普通形(だの)普通形(だの)

意味:~とか~とか(非難や不満の気持ちを込めて使われることが多い)

例 1
わたし部屋へやには漫画まんがだのふくだのがらかっていて、場所ばしょさえないほどだ。
例 2
彼女かのじょはなしはいつも給料きゅうりょうすくないだの、仕事しごといそがしすぎるだの、文句もんくばかりだ。
例 3
かれはいつもスターになるだの映画えいがるだのと、ゆめのようなことばかりっている。
例 4
うちのおや毎日まいにちのように勉強べんきょうしろだの、無駄むだづかいするなだの、うるさくていやになる。

10. ~にこたえ(て)

接続:名詞 + にこたえ(て)

意味:~(期待や要望など)に応じて

例 1
選手せんしゅたちは会場かいじょう声援せいえんにこたえてった / 大活躍だいかつやくした。
例 2
学校がっこう学生がくせい要望ようぼうにこたえ、図書館としょかん利用時間りようじかん延長えんちょうした。
例 3
きょうのばんご飯は、どもたちのリクエストにこたえてハンバーグにした。
例 4
わたし成績せいせきわるく、おや期待きたいこたえることができなかった。

11. ~にしては

接続:名詞 / 動詞の普通形 + にしては

意味:~のわりには(一般的な予想や基準と大きく異なることを表す)

例 1
ちちは50さいにしてはわかえる。
例 2
彼女かのじょ、バレーボールの選手せんしゅなんだって」「それにしてはひくいね」
例 3
2ねんアメリカにんでいたにしては、彼女かのじょ英語えいご下手へただ。
例 4
掃除そうじをしたばかりにしてはよごれが目立めたちますね。やり直なおしたほうがいいですよ」

12. ~のもとで/に

接続:名詞 + のもとで/に

意味:~(管理、指導、条件など)の下で

例 1
れたそらのもとで運動会うんどうかい盛大せいだいおこなわれた。
例 2
おんな両親りょうしんあたたかい愛情あいじょうのもとですくすくとそだった。
例 3
選挙せんきょ国連こくれん管理かんりのもとでおこなわれた。
例 4
「ぜひ鈴木先生すずきせんせいもと研究けんきゅうさせていただきたいとおもっております」
発展:~ののもとに(~という名目・表面上の理由で)

開発かいはつのもとに自然破壊しぜんはかいすすみ、さまざまな問題もんだいしょうじている。
一部いちぶ学校がっこうでは、教育きょういくのもとに体罰たいばつおこなわれているそうだ。

13. ~は/ならともかく(として)

接続:名詞 + は/ならともかく

意味:~は別にして、~はとにかく(後件の方が重要であることを強調する)

例 1
このバックはいろはともかくデザインがしゃれている。
例 2
あのタレントはうたはともかくかおがかわいい。
例 3
実際じっさいにできるかどうかはともかくとして、その計画けいかく面白おもしろい。
例 4
今日きょうのテストは内容ないようはともかく、りょうおおくて時間じかんりなかった。
例 5
小学生しょうがくせいならともかく、高校生こうこうせいのあなたがこんな漢字かんじめないのですか」
注意:結果けっかはともあれ、最後さいごまでがんばれることが大切たいせつだ。

14. ~も・・・ば/なら~も

接続:名詞(も)条件形(ば/なら)名詞(も)

意味:~も…し、~も…(同じ性質のものを並べる:良いこと同士、または悪いこと同士)

例 1
会場かいじょう独身者どくしんしゃもいれば既婚者きこんしゃもいた。
例 2
あのレストランはあじければ雰囲気ふんいきく、その上値段うえねだんごろだ。
例 3
かれはスポーツも得意とくいならピアノもプロなみみだ。
例 4
わたし勉強べんきょうきらいなら運動うんどう苦手にがてで、当然成績とうぜんせいせきわるかった。
例 5
うちにはクーラーもなければ電子でんしレンジもありません。
慣用句:あのおやどもが迷惑めいわくをかけていても注意ちゅういしようとしない。まったく、おやおやならどもだ。